青江三奈伊勢佐木町ブルース歌碑

1968年(昭和43年)に青江三奈が唄って大ヒットとなった「伊勢佐木町ブルース」という歌があります。
この「伊勢佐木町ブルース」に唄われた町が、横浜伊勢佐木町だった。
伊勢佐木町はもちろんこの曲のヒットを待つまでもなく横浜の代表的な繁華街のひとつだったが、この曲の大ヒットによって全国的な知名度を得たと言ってよいだろう。
青江三奈さんは、2000年(平成12年)7月、すい臓ガンのために惜しまれつつ世を去る。
享年54歳、早すぎる死だった。
青江三奈の訃報に悲しむ伊勢佐木町の商店街は記念碑の建立を企画、伊勢佐木町四丁目の一角に歌碑が建てられ、2001年(平成13年)の7月に青江三奈の一周忌に合わせて除幕式が行われた。グランドピアノを象った歌碑は高さ、幅ともに二メートルほどで御影石で造られている。

歌碑の前面には青江三奈の肖像のレリーフと、その下には作曲家鈴木庸一直筆という「伊勢佐木町ブルース」の楽譜を刻んだパネルが埋め込まれている。
背面には「横浜にちなんだ名曲50曲」の名が刻まれている。
歌碑の工費には全国のファンからの寄付金も充てられたという。
歌碑の前面の下部に小さなボタンがある。
押すと「伊勢佐木町ブルース」が一分間ほど流れる仕組みで、あの「ためいき」を聞くことができる。
買い物客が行き交う昼間の伊勢佐木町には、その歌声は少々不釣り合いであるような気もして、歌碑の前に立って耳を傾けるのは少しばかり気恥ずかしいです。

永田商店みんなのひまつぶし

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