ギネス認定されたバットマンスーツ、30の多機能ガジェットを搭載

フィクション作品に登場するキャラクターになりきるため、その衣装やマスクなどを完全再現する人々が存在する。コスプレは世界中で市民権を得ており、本格的なコスプレ衣装はギネス世界記録に認定されるほどだ。
 アメリカ、メイン州に住む男性の作ったバットマンスーツが、去年5月にギネス記録に認定されたという。
 新記録となったそのスーツには、これまでの記録保持者の23のガジェットを備えた衣装を上回る30の多機能ガジェットがついているという。『Guinness World Records』などが伝えている。
The most amazing Batman Cosplay in the WORLD- Guinness World Records

コスプレに人生をかけた男性、バットマンの衣装を本格的に作成

アメリカのメイン州ポートランドに住むキース・ディンズモアさんは、2013年からコスプレ大会に出場し始めた。
 もともと、コスプレが好きなこともあり、キースさんはバットマンの衣装を本格的にしようと試みたのは2017年のことだ。
 それまでにも、特にキースさんが作ったバットマンスーツは周りに高評価を受けていた。
 しかし、アイルランド在住のジュリアン・チェックリーさんが、バットマンの衣装でギネス世界記録に認定されたことを知り、キースさんはそれを破ろうと更に進化した多くの機能的ガジェットを備えた衣装作成にチャレンジした。
 可能な限り本物かつユニークな30のガジェットには、バットマンの代表的なコウモリ型飛び道具バットラングや、レーザーポインター、スモークペレットやフラッシュライトなどを揃えた。

2019年5月、ギネス世界記録に認定

バットマンの情熱的なファンでもあるキースさんは、究極の衣装を完成させ、ついに2019年5月24日、これまでのギネス記録保持者ジュリアン・チェックリーさんを破って、キースさんのバットマンの衣装が、新たなギネス認定を受けることとなった。
 夢への実現を果たしたキースさんは、次のように語っている。
私にとってコスプレの醍醐味とは、衣装をデザインするプロセスに尽きます。想像したアイデアが具体的なものに変わり、最終的に製品として作成している時が一番ワクワクします。
自分では、その出来栄えを評価することは困難ですし、作品ができてもこれじゃあ不十分かなと思ったりすることもよくあるのですが、衣装を高く評価してくれる人たちとの共有を楽しんでいます。
マスクの下から、そんな謙虚な言葉を発するキースさんだが、人一倍衣装作りに誇りを持っているのは確かだ。
コスプレ業界で、衣装を作る情熱を注ぐことこそ、私が人生で最もやりたかったことです。ギネス認定されたことで、私は夢を現実に変えたと言っていいでしょう。
夢の先には、素晴らしい世界があります。それを叶えるためにしなければならないことは、そこに飛び込んで手に入れるようチャレンジすることだけです。
ギネス記録保持者を破ったことについては、「自分が新記録を出したことで、他の人の野心を刺激し、チャレンジするきっかけにしてもらえれば」と話している。
また、キースさんはコスプレが縁で知り合った妻モリーさんと一緒に、様々なコスプレ衣装で地元の慈善団体に参加してチャリティ資金を集めることにも精を出しているという。

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